パイシートはどこに売ってる?業務スーパーで買える?どこのコーナー?

パイシート どこに売ってる 飲食物

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アップルパイやキッシュを作ろうと思った時、「あれ、パイシートってどこに売ってるんだろう?」と迷うこと、ありますよね。いざ探してみると、スーパーの冷凍コーナーなのか、それとも冷蔵コーナーにあるのか。

業務スーパーやカルディにはあるのかな?イオンやセブンみたいなコンビニでも手に入る?コストコにも大容量のものがあるかも?と、お店選びで悩むことが多いかなと思います。

また、値段重視か品質重視か、代用品じゃダメなのか、いろいろ気になりますし、楽天やAmazonでの取り扱いも気になるところです。

手軽にお菓子や料理のクオリティを上げてくれる便利なパイシートですが、いざ買うとなると疑問も多いですよね。

この記事では、パイシートを探しているあなたのために、どこで買えるのか、お店ごとの特徴や選び方について、私の調査経験をもとに詳しくまとめてみました。

  • 主な販売場所(スーパー、業務スーパー、カルディ)
  • お店ごとの価格と品質の違い
  • 冷蔵品がない理由や代用品
  • 結局どこで買うのがおすすめか

 

パイシートはどこに売ってる?主要店舗ガイド

まず、パイシートを探す時に思い浮かぶ主要なお店をチェックしてみましょう。実は、パイシートはお店によって「価格」と「品質(特にバター使用か)」が全然違うんです。それぞれの特徴を知って、あなたの目的にピッタリのお店を見つけてくださいね。

 

業務スーパーのパイシートはコスパ最強

「とにかく安く、たくさん使いたい!」「お菓子だけじゃなく料理にも気軽に活用したい」という場合に、業務スーパーは最強の選択肢かもしれませんね。

私が見かけたのは、黄色のパッケージが目印の冷凍パイシートです。リトアニア産などの輸入品が多い印象ですね。価格は変動があるかもですが、なんと6枚入り(500g)で375円(税込)ほどでした。1枚あたり約62~63円というのは、他のスーパーと比べても圧倒的に安いです。

しかも、この業務スーパーのパイシート、ただ安いだけじゃないんです。

業務スーパーPB品の特徴

  • 穴が開いていない(ピケされていない):これがすごく便利!「ピケ」というのは、フォークなどで生地に穴を開けて、焼いた時の膨らみを抑える作業のことです。この穴があらかじめ開いていないので、アップルパイみたいにしっかり膨らませたいお菓子に最適です。
  • 料理にも万能:逆に、キッシュの土台やシチューの「蓋(ポットパイ)」みたいに、膨らみすぎると困る料理にも、自分でフォークで穴を開ければいいだけなので、汎用性がすごく高いんです。
  • 甘さ控えめ:生地自体にほとんど甘さがない(あるいは全くない)ので、甘いデザートから塩気のあるお惣菜パイまで、本当に幅広く使えます。

原材料はマーガリンやショートニングが使われていることが多く、バターの風味を最優先する人には向きませんが、この価格と汎用性の高さは大きな魅力です。日常的にパイシートを使う人や、ホームパーティーなどで大量に必要な場合は、業務スーパーが第一候補になるかなと思います。

 

カルディで探す高品質なパイシート

業務スーパーとは対照的に、「特別な日に使うから、味や素材にこだわりたい」「せっかく作るなら本格的な風味を楽しみたい」という時に頼りになるのがカルディです。

カルディでよく見かけるのは、ニュージーランド産の「ベラミーズ (Bellamy’s) パイシート」ですね。これは、冷凍コーナーでもひときわ目立つ存在ですが、ちょっとお値段が張ります。

私が見た時は、2枚入り(300g、1枚150g)で980円(税込)でした。1枚あたり490円なので、業務スーパーの約8倍…!初めて見るとちょっと驚く価格かもしれません。

でも、この価格にはちゃんとした理由があるんです。

ベラミーズ パイシートの特徴

最大の特徴は、原材料が「小麦粉、バター、食塩」のみという驚きのシンプルさ。安価なパイシートがマーガリンやショートニングを使うことが多いのに対し、これは「フレッシュバター100%」なんです。

144層にも折り込まれた生地は、焼いた時のバターの芳醇な香りと、ハラハラと崩れるような本格的なサクサク感が格別です。「これはお店の味だ…」と感じるくらい、仕上がりが全く違いますよ。

添加物を気にする方や、ミルフィーユや本格的なアップルパイなど、バターの風味を絶対に妥協したくないお菓子作りには、高くても選ぶ価値が十分あると思います。特別な日のごちそうパイにぜひ使ってみたい逸品ですね。

 

イオンやセブンなどスーパーのPB品

一番手軽に買える場所といえば、やっぱり近所のスーパーマーケットですよね。イオンやマックスバリュ、イトーヨーカドー、MEGAドンキホーテといった大手スーパーなら、「冷凍食品コーナー」(冷凍うどんやピザ、冷凍野菜などが並んでいる棚)で、ほぼ確実に見つけることができます。

スーパーでは、オーマイや明治といったお馴染みのナショナルブランド(NB)と、スーパー独自のプライベートブランド(PB)が選べます。

プライベートブランド (PB)

PB品は、価格と手軽さのバランスが良いのが特徴です。

  • イオン「トップバリュ」:4枚入り(1枚約18cm角)で約320円(1枚80円)くらいで売っていました。業務スーパーほどではないですが、かなりコスパが良いですね。
  • セブンイレブン「セブンプレミアム」:こちらも4枚入りの冷凍パイシートを取り扱っています。手軽に買えるのが魅力です。

これらはマーガリンやショートニング使用が中心ですが、日常使いには十分な品質と価格かなと思います。

ナショナルブランド (NB)

NB品は、PB品よりは少し価格が上がりますが、その分、素材に一工夫あるものが多いです。

  • オーマイ(日本製粉):2枚入りで500円?800円程度と価格に幅がありますが、「発酵バター入り」で香りを良くしたり、「北海道産小麦使用」を謳ったりと、原料にこだわりが見られます。
  • 明治:こちらも2枚入りで、「発酵バター使用」の丸型シートなど、使いやすい形状のものも出しています。

「今すぐ欲しい」「2?4枚だけ欲しい」という時は、一番便利な買い場所ですし、PBとNBで「コスパを取るか、少し風味をプラスするか」を選べるのも良い点ですね。

 

コストコにパイシートはある?

大容量のイメージがあるコストコ。「業務用の大きなパイシートがあるかも!」と期待する方もいるかもしれませんが、私たちがイメージするような「フラットな(成形前の)1枚シート」は、実は見つけにくいかもしれません。

コストコの冷凍コーナーで目立つのは、

  • すでにあらびきウインナーが巻かれている「ウインナーパイ」
  • 焼くだけの状態になった「クロワッサン生地」
  • 「アップルシュトルーデル」のような成形済みの冷凍菓子

といった、「成形済み・加工済み」の業務用商品が中心なんです。

コストコ利用の注意点

これらの商品は、オーブンで焼くだけで手軽に楽しめるのが魅力ですが、自分でアップルパイやキッシュの土台として自由に成形したい、という目的には合いません。

「フラットなパイシート」を求めてコストコに行くと、「欲しかったのと違う…」となる可能性が高いので、その点は注意が必要ですね。

 

コンビニでパイシートは買えるか

「一番近くのコンビニで買えたら楽なのに…」と気になる方もいるかもですが、これは店舗による、というのが正直なところです。

大手コンビニの中では、セブンイレブンが「セブンプレミアム」ブランドで冷凍パイシート(4枚入り)を扱っているのを、私も見たことがあります。

ただし、全ての店舗で置いているわけではなく、冷凍食品の品揃えが豊富な、比較的大きめの店舗に限られる印象です。住宅街の店舗や、一人暮らし向けの品揃えが多い都心部の店舗では、見かけないことの方が多いかもしれません。

ファミリーマートやローソンでは、私は今のところ見かけたことがないですね…。緊急の場合は、まず近所のセブンイレブンの冷凍コーナーを覗いてみる価値はある、といった感じかなと思います。

 

「パイシート どこに売ってる」の疑問と選び方

販売場所がわかったところで、パイシートに関するよくある疑問や、「結局どれを選べばいいの?」という最終的な選び方について、もう少し詳しく見ていきますね。特に「解凍」や「保存」は失敗しやすいポイントなので、要チェックです。

 

冷蔵パイシートが売ってない理由

「冷凍じゃなくて、生麺やピザ生地みたいに冷蔵コーナーにはないの?」と探してしまう気持ち、すごくわかります。解凍の手間がないなら、その方が楽ですもんね。

ですが、結論から言うと、市販品で「冷蔵」のパイシートは、ほぼ流通していません。

これには、パイ生地のデリケートな性質が関係しています。

なぜ冷凍が基本なの?

パイの命である「層」は、薄い生地と冷たく固まった油脂(バターやマーガリン)が交互に重なってできています。この油脂が少しでも溶けてしまうと、生地と一体化してしまい、焼いても膨らまなくなってしまうんです。

  • 品質の劣化:油脂は冷蔵庫の温度(例:5℃)でもゆっくりと劣化・変質しやすく、生地の層がくっつきやすくなります。
  • 水分の問題:冷蔵保存中は生地の水分が層の間に回りやすく、焼き上がりが「ぐにゃぐにゃ」になる原因にもなります。

手作りのパイ生地を冷蔵保存する場合でも、賞味期限は翌日か翌々日が限界と言われています。あの繊細な層構造と品質を、工場からお店、そして家庭まで最高の状態で届けるには、急速冷凍が一番適しているんですね。

もし探すなら、冷蔵コーナーではなく、最初から冷凍コーナー(ピザや冷凍野菜の棚)を目指すのが正解です。

 

パイシートの代用は春巻きの皮?

「パイシートを買い忘れた!」「近所に売り切れてた!」という時の緊急手段として、「春巻きの皮」が代用品として使われることがあります。

ただし、これはあくまで「代用」であり、万能ではないので注意が必要ですよ。

食感と用途の違いを理解しよう

  • パイシート:油脂の層が折り込まれており、焼くと「膨らんでサクサク・ハラハラ」な食感になります。ミルフィーユやポットパイの蓋に必須です。
  • 春巻きの皮:油脂の層はなく、焼くと「薄くパリパリ」な食感になります。膨らみは一切ありません。

この違いから、春巻きの皮は、キッシュやタルトの「土台(器)」として使うのはアリだと思います。何枚か重ねてオリーブオイルを塗って焼けば、パリッとした食感がアクセントになりますしね。

一方で、ミルフィーユやアップルパイの「蓋」のように、生地の「膨らみ」や「バターの風味」を期待する料理には、残念ながら全く向いていません。餃子の皮や食パンも同様に、「パイ」とは全く別の仕上がりになるので、作りたい料理によって使い分けが必要ですね。

 

値段と品質で選ぶおすすめパイシート

結局、どのパイシートを選べばいいのかは、「何を作りたいか」そして「何を重視するか」で決めるのが一番かなと思います。

前述の通り、市販のパイシートは、使っている主な油脂によって、風味と価格が大きく3つに分かれます。

1. バター100%(プレミアム)陣営

「味と風味を最優先。価格は気にしない」という人向け。

  • 代表:ベラミーズ(カルディ)、ADEKA(通販)など
  • 特徴:バター特有の豊かな風味、香ばしい焼き色、サクサク感(層の浮き)が最大の特徴です。原材料がシンプルなものが多いのも魅力。
  • 価格:高い(1枚あたり100円~500円程度)
  • おすすめ:ミルフィーユ、本格的なアップルパイ、特別な日のデザート。

2. コスパ(マーガリン・ショートニング)陣営

「安さと量を最優先。日常使いしたい」という人向け。

  • 代表:業務スーパーPB、イオン(トップバリュ)など
  • 特徴:マーガリンやショートニングを使用することで、圧倒的な低価格を実現しています。バターの風味は劣りますが、扱いやすく価格の手頃さが魅力です。
  • 価格:最安(1枚あたり60円~80円程度)
  • おすすめ:日常のおやつ、キッシュやミートパイなどの料理、大量に作る時。

3. ハイブリッド(発酵バター使用など)陣営

「価格は抑えたいけど、風味も少し欲しい」というバランス型。

  • 代表:明治、オーマイ(日本製粉)など(一般スーパーのNB品)
  • 特徴:マーガリンをベースにしつつ、「発酵バター」を一部使用することで、コストを抑えつつバターの「香り」や「コク」を付加しようとする、中間的な製品です。
  • 価格:中(1枚あたり200円~300円程度)
  • おすすめ:手軽に作りたいけど、PB品より少しリッチな風味にしたい時。

この違いを比較表にまとめてみました。

タイプ 代表ブランド 主な油脂 価格(目安) 風味 おすすめ用途
プレミアム ベラミーズ

ADEKA

バター100% 高い

(1枚100円~)

非常に良い 特別なデザート

(ミルフィーユ等)

ハイブリッド 明治

オーマイ

マーガリン

+ 発酵バター

(1枚200円~)

まあまあ良い 手軽なデザート

風味を足したい料理

コスパ 業務スーパーPB

トップバリュ

マーガリン等 安い

(1枚60円~)

控えめ 日常のおやつ

料理(キッシュ等)

※価格はあくまで私が見かけた際の目安です。店舗や時期によって変動する可能性があるため、購入時にご確認ください。

 

結論:楽天やAmazonが便利

ここまで色々なお店を見てきましたが、私が個人的に「やっぱり便利だな」と思うのは、楽天やAmazonなどのオンライン通販です。

実店舗だと、棚のスペースに限りがあるので、イオンがベラミーズを置くことはないですし、カルディが業務スーパーのPB品を置くこともないですよね。自分の欲しいタイプが、近所のお店に必ずあるとは限りません。

その点、通販なら、

  • カルディで人気の「ベラミーズ」
  • 業務スーパーでは見ないパティスリー仕様の「ADEKA」(バター100%)
  • 「マルハニチロ」の業務用1kg(ロール状)パック
  • 10cm角の小分けタイプ(30枚入り)

など、あらゆるブランド、あらゆる容量、あらゆる形状から選べるのが最大のメリットです。

通販の注意点:冷凍送料

ただし、パイシートは「冷凍便」で届くため、必ず送料がかかります。これが意外と高くて、700円~1,000円くらいかかることも…。

1パックだけ買うと、商品代金より送料が高くつく可能性もあるので、「送料無料ライン(例:5,000円以上)までまとめ買いする」などの工夫が必要ですね。

「このブランドが欲しい!」という指名買いがある人や、「どうせ使うから1kg単位でストックしておきたい」というヘビーユーザーにとっては、通販が一番効率的で、結果的に満足度も高い選択肢になると思います。

パイシートどこに売ってる?総まとめ

「パイシート どこに売ってる?」問題、解決したでしょうか。最後に、目的別のおすすめ購入先をもう一度まとめてみますね。

あなたの目的に合うのはココ!

  • 手軽さ重視(今すぐ欲しい):→ 近くのスーパー(イオン、セブンなど)の冷凍コーナーへ。PB品かNB品かを選べます。
  • 安さ・量 重視(料理にも使いたい):→ 業務スーパーへ。穴なし・甘さ控えめの6枚入りPB品がコスパ最強です。
  • 味・品質 重視(バター100%):→ カルディへ。「ベラミーズ」指名買いです。特別な日のデザートに。
  • 選択肢・まとめ買い 重視:→ 楽天・Amazonで検索。送料に注意しつつ、好みのブランドや大容量パックを選びましょう。

ちなみに、探す場所は「冷凍コーナー」です!冷蔵コーナーやコストコ(フラットタイプ)には置いていない可能性が高いので、無駄足にならないよう注意してくださいね。

自分の作りたい料理や予算に合わせて、賢くパイシートを選んで、お菓子作りや料理を楽しんでみてください!