ダイソーでハーバリウムオイルを見つけたけれど、どう使えばいいの?」「100均の材料だけで本当にきれいに作れる?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
人気のレジンクラフトと同じように、美しい花をガラスの瓶に閉じ込めるハーバリウムは、多くの方を魅了しています。
しかし、いざ始めようとすると、売り場はどこにあるのか、具体的な作り方、セリアの製品との違い、そもそも専用オイルの代用は可能なのか、どこに売ってるのかなど、気になる点が次々と出てくるものです。
この記事では、そんなあなたの悩みを解決します。
この記事から得られる情報
- ダイソーのハーバリウムオイルの特徴と売り場
- セリアなど他の100均オイルとの具体的な違い
- オイルの代用品の可否とハーバリウムの基本の作り方
- 花や瓶など、必要な材料を揃える際のポイント
ダイソーにハーバリウムオイルは売ってる?売り場はどこ?
- ハーバリウムオイルはどこに売ってる?
- ダイソー店内での売り場はどこのコーナーか
- ダイソーのハーバリウムオイルの値段は?
- ハーバリウムのオイルは何のオイルですか?
- 100均セリアのハーバリウムオイルとの違い
- ベビーオイルはハーバリウムオイルの代用になるか
ハーバリウムオイルはどこに売ってる?

ハーバリウムオイルを手に入れたいと考えたとき、多くの方がどこで購入できるか疑問に思うかもしれません。ハーバリウムの人気が高まるにつれて、現在では様々な場所でオイルが販売されています。
最も手軽な購入先の一つが、ダイソーやセリアといった100円ショップです。手芸コーナーやインテリア雑貨のセクションで取り扱われていることが多く、少量から試せるため初心者の方には特に便利です。
また、手芸用品を専門に扱う大型店やホームセンターでも、多様な種類のハーバリウムオイルを見つけることができます。
これらの店舗では、100円ショップにはない大容量のボトルや、品質にこだわった製品が置かれていることがあります。
さらに、オンラインショップも有力な選択肢となります。
Amazonや楽天市場などの大手ECサイトでは、国内外の様々なメーカーのオイルが販売されており、容量や価格、成分をじっくり比較検討して購入できるのが大きなメリットです。
口コミやレビューを参考にしながら、ご自身の用途に最適なオイルを選ぶことが可能です。
ダイソー店内での売り場はどこのコーナーか
ダイソーでハーバリウムオイルを探す際、どの売り場へ向かえばよいか迷うことがあります。
店舗のレイアウトによって多少の違いはありますが、主に2つのコーナーに置かれている可能性が高いです。
一つ目は「手芸・ハンドメイド」のコーナーです。UVレジン液やビーズ、各種クラフトパーツなどが集められている場所に、ハーバリウム関連商品として陳列されているケースが最も一般的と考えられます。
特にレジン関連の商品の近くを探してみると、見つけやすいかもしれません。
もう一つは「インテリア・アロマ」のコーナーです。
ドライフラワーや造花、おしゃれな小瓶、アロマオイルなどが置かれているセクションに、インテリア雑貨の一つとしてハーバリウムオイルが並んでいることもあります。
もし、これらのコーナーを探しても見つからない場合は、店員の方に尋ねてみるのが確実です。
ダイソーの公式アプリには在庫検索機能があるため、事前に訪問したい店舗の在庫状況を確認してから出かけると、無駄足になるのを防ぐことができます。
ダイソーのハーバリウムオイルの値段は?
ダイソーで販売されているハーバリウムオイルは、他の多くの商品と同様に、1本100円(税抜)という非常に手頃な価格設定になっています。
この価格は、ハーバリウム作りを初めて試してみたい方や、少しだけ作りたいという方にとって、大きな魅力と言えるでしょう。
ただし、注意点として、1本あたりの内容量はそれほど多くありません。現在、主流となっているボトルタイプの製品は、内容量が約30mlです。
一般的な大きさのハーバリウム瓶(100ml~200ml)を1本作るには、このオイルが複数本必要になります。
例えば、120mlの瓶を満たす場合、計算上は4本のオイルが必要となり、合計で400円(税抜)かかることになります。
そのため、大きな作品を制作する場合や、たくさんのハーバリウムを作りたい場合には、手芸店やオンラインショップで販売されている大容量のオイルを購入した方が、1mlあたりの単価が安くなり、結果的にコストを抑えられる可能性があります。
以上の点を踏まえると、ダイソーのハーバリウムオイルは「お試し用」や「少量制作用」と位置づけ、ご自身の制作計画に合わせて購入を検討するのが賢明な方法です。
ハーバリウムのオイルは何のオイルですか?
ハーバリウムに使用される専用オイルは、主に「ミネラルオイル」と「シリコンオイル」の2種類に大別されます。
ダイソーやセリアなどの100円ショップで販売されているオイルは、そのほとんどが「ミネラルオイル」です。
ミネラルオイル(流動パラフィン)
ミネラルオイルは、石油を精製して作られる非常に純度の高いオイルで、「流動パラフィン」とも呼ばれます。
ベビーオイルの主成分としても知られており、人体への刺激が少なく安全性が高いのが特徴です。
比較的安価で手に入りやすく、花材がゆっくりと沈むため、レイアウトを調整しやすいというメリットがあります。
ただし、引火点がシリコンオイルよりやや低く、また、寒冷地では白く濁ることがあるという特性も持ち合わせています。
常温に戻せば透明に戻りますが、寒さの厳しい地域での使用や展示には少し注意が必要です。
シリコンオイル
一方のシリコンオイルは、ケイ素を原料とする合成油です。ミネラルオイルに比べて価格は高めですが、光の透過率が高く、より透明感の美しい作品に仕上がります。
また、耐寒性に優れており、氷点下でも濁りにくいのが大きな利点です。
花材の色落ちがしにくいとも言われており、長期間美しい状態を保ちたい作品に適しています。
ミネラルオイルよりも粘度が低いものが多く、花材が動きやすい傾向があるため、制作時には少し工夫が求められることもあります。
どちらのオイルが良いということではなく、それぞれに特性があるため、作る作品のイメージや予算、飾る環境などを考慮して選ぶことが大切です。
100均セリアのハーバリウムオイルとの違い
ダイソーと同様に、セリアでもハーバリウムオイルが100円(税抜)で販売されており、どちらを選ぶか迷う方もいるかもしれません。この二つの製品には、いくつかの明確な違いがあります。
最も大きな違いは「内容量」と「容器の形状」です。以下の表にその特徴をまとめました。
表からわかるように、同じ100円でもセリアの方が内容量が多いため、コストパフォーマンスを重視するならばセリアの製品に分があります。
一方で、ダイソーのオイルはプラスチック製のボトルに入っています。
このため、一度に使い切らない場合でもキャップを閉めて保管するのが容易です。
また、近年では透明なオイルだけでなく、ブルーやピンクといったカラーオイルのバリエーションも展開しており、作品の表現の幅を広げたい場合には魅力的な選択肢となります。
対照的に、セリアのオイルは袋(パウチ)に入っているため、開封後は基本的に使い切るか、別の密閉できる容器に移し替えて保管する必要があります。
これらの違いを理解し、一度に使う量や保存の手間、作りたい作品のイメージに合わせて、ダイソーとセリアのオイルを賢く使い分けるのがおすすめです。
ベビーオイルはハーバリウムオイルの代用になるか
ハーバリウムオイルの代用品として、ベビーオイルが使えるのではないかと考える方は少なくありません。
ベビーオイルの主成分は、ハーバリウム用のミネラルオイルと同じ「流動パラフィン」であるため、代用すること自体は可能です。
実際にベビーオイルを使ってハーバリウムを作ることはできます。
しかし、代用にはいくつかの注意点とデメリットが存在するため、積極的には推奨されません。
第一に、純度の問題が挙げられます。
ハーバリウム専用オイルは、花材を美しく長持ちさせるために不純物を極力取り除いた高純度のミネラルオイルです。
一方、ベビーオイルには肌を保護するための保湿成分や香料、ビタミン類(トコフェロールなど)といった添加物が含まれている場合があります。
これらの添加物が、花材の色素と反応し、予期せぬ色落ちや変色を早める原因となる可能性があります。
事実、ベビーオイルで作成したハーバリウムは、専用オイルで作ったものに比べて、花の色が早く褪せたり、くすんだりする傾向が見られます。
短期間楽しむための練習用や実験用として使うのであれば問題ないかもしれませんが、プレゼント用や長期間飾りたい作品には、やはり専用のハーバリウムオイルを使用する方が安心です。
安全性の観点からも、ハーバリウム専用オイルは引火点などが考慮されて作られていますが、ベビーオイルはあくまで化粧品です。
用途外の使用となるため、品質の保持や安全性は自己責任となります。これらの理由から、美しい作品を長く楽しむためには、専用オイルを選ぶことが最善の選択と言えます。
ダイソーのハーバリウムオイルを使った作り方の手順
- ハーバリウムに使う花の種類と選び方
- ハーバリウムに適した瓶の選び方
- レジンと組み合わせて作る際の注意点
- オイルは容器に満タンにするべきですか?
- ダイソーのハーバリウムオイルを使った作り方の要点
ハーバリウムに使う花の種類と選び方
ハーバリウム作りの楽しさは、どの花を組み合わせるかというデザインの過程にあります。
しかし、どんな花でも使えるわけではなく、適切な花材を選ぶことが美しい作品を作るための鍵となります。
ハーバリウムに適しているのは、水分を完全に取り除いた「ドライフラワー」や「プリザーブドフラワー」です。
生花をそのままオイルに入れると、水分が原因でオイルが濁ったり、花が腐敗したりしてしまい、短期間で作品がダメになってしまいます。
初心者におすすめの花材
初めてハーバリウムを作る方には、形が崩れにくく、扱いやすい花材がおすすめです。
- カスミソウ: 小さな花が空間を華やかに埋めてくれ、主役にも脇役にもなれる万能選手です。色付きのものも多く、デザインの幅が広がります。
- アジサイ: プリザーブドフラワーの定番で、色の種類が豊富です。花びらを数枚入れるだけで作品のベースカラーを作ることができます。
- スターフラワー: 小さくて可愛らしい花の形で、作品のアクセントにぴったりです。茎がしっかりしているので配置しやすいのも特徴です。
- 千日紅(せんにちこう): 丸い形が特徴的で、色がはっきりしているため、デザインのポイントになります。
これらの花材は、ダイソーなどの100円ショップでも少量パックで販売されていることがあるため、手軽に揃えることができます。
より本格的に取り組みたい場合は、手芸店やオンラインの花材専門店を利用すると、さらに多くの種類の花から選ぶことが可能です。
作品のテーマカラーを2~3色に決め、メインとなる花、それを補うサブの花、空間を埋める小さな花、というように役割を決めて選ぶと、まとまりのあるデザインにしやすくなります。
ハーバリウムに適した瓶の選び方
ハーバリウムの印象を大きく左右するのが、器となる「瓶」です。デザイン性だけでなく、機能性も考慮して選ぶことが大切です。
まず基本となるのは、必ず蓋がしっかりと閉まる「密閉性の高い瓶」を選ぶことです。
蓋が緩いと、ホコリが入ったり、地震などで倒れた際にオイルが漏れ出したりする原因になります。
ダイソーなどの100円ショップでも、コルク栓の瓶など様々なデザインのものがありますが、ハーバリウム用途を考えるなら、ネジ式のキャップやパッキン付きのものが安心です。
瓶の形状によっても、作品の作りやすさや見え方が変わってきます。
- 円柱型: 定番の形で、どの角度から見ても美しく見えます。花材を中に入れやすく、初心者の方にも扱いやすい形状です。
- 角柱型: 光を屈折させてキラキラと輝き、シャープで洗練された印象を与えます。正面を決めてデザインを構築するのに適しています。
- ウイスキー瓶型(スキットル型): 平べったい形状で、花材を重ねて平面的にデザインするのに向いています。奥行きが出にくいため、少ない花材でも華やかに見せやすいという利点があります。
材質は、透明度の高いガラス製が一般的です。プラスチック製の容器も使えますが、オイルの種類によっては容器が劣化する可能性もゼロではないため、ガラス製の方がより安心感があります。
作る前に、瓶をきれいに洗い、アルコールで消毒するなどして、内部に水分や油分が残らないように完全に乾燥させておくことが、作品を長持ちさせるための重要なポイントです。
レジンと組み合わせて作る際の注意点
ハーバリウムとレジンは、どちらも透明感のある美しい作品が作れる人気のハンドメイドですが、この二つを組み合わせる際にはいくつかの重要な注意点があります。
特に、オイルの性質を理解しておくことが不可欠です。
まず、最も大切なのは「ハーバリウムオイルとUVレジン液は混ざらない」ということです。
ハーバリウムオイルは硬化しない液体であり、レジン液と混ぜてしまうと、レジンが硬化不良を起こしてベタベタの状態になってしまいます。
そのため、オイルの中に直接レジン液を流し込んだり、その逆を行ったりすることはできません。
では、どのように組み合わせるかというと、いくつかの方法が考えられます。
一つは、レジンで蓋やチャームを作って装飾する方法です。
例えば、完成したハーバリウムの瓶の蓋の上をレジンでコーティングし、ラメや小さなパーツを封入してデコレーションすると、オリジナリティあふれる作品になります。
もう一つは、レジンで作ったパーツをハーバリウムの中に入れる方法です。
ただし、この場合も注意が必要です。
完全に硬化したレジンパーツを入れることは可能ですが、使用するレジン液の種類や着色料によっては、長時間オイルに浸かることで、わずかに変質したり色が溶け出したりする可能性も否定できません。
固まるハーバリウム(3Dプレミアムオイルなど、2液を混合して硬化させるタイプ)は、レジンに近い感覚で使えますが、これはダイソーで販売されている一般的なハーバリウムオイルとは全く別の製品です。
ダイソーのオイルを使う場合は、「オイルは硬化しない液体である」という基本を念頭に置き、直接混ぜ合わせるような使い方は避けるようにしましょう。
オイルは容器に満タンにするべきですか?
ハーバリウムを制作する際、オイルをどのくらいの量まで注ぐべきかは、美しさと安全性の両方に関わる重要なポイントです。
結論から言うと、オイルを瓶の口ぎりぎりまで満タンに入れるのは避けるべきです。
その主な理由は、温度変化によるオイルの膨張に対応するためです。液体は温度が上がると体積が増える(膨張する)性質を持っています。
もし瓶の内部に全く空間がない状態でオイルが膨張すると、行き場を失ったオイルが蓋の隙間から漏れ出してしまう可能性があります。
特に、夏場の室温上昇や、直射日光が当たる場所に飾った場合などに、この現象が起こりやすくなります。
また、制作過程においても、オイルを満タンにしないことにはメリットがあります。花材を入れた後、気泡が自然に抜けていくための空間が必要ですが、オイルが満タンだと気泡が抜けにくくなります。さらに、蓋を閉める際にオイルが溢れ出てしまい、手がベタベタになったり、瓶の周りを汚してしまったりすることもあります。
では、どのくらいが適切かというと、一般的には瓶の肩口あたり、あるいは口のすぐ下までを目安にするのが良いとされています。
瓶の形状にもよりますが、全体の9割程度までオイルを注ぎ、上部に少し空間(空気層)を残しておくのが理想的です。
こうすることで、オイル漏れのリスクを減らし、安全に美しいハーバリウムを楽しむことができます。
ダイソーのハーバリウムオイルを使った作り方の要点
この記事で解説してきたポイントを、以下に箇条書きでまとめます。
これらを参考に、ダイソーのハーバリウムオイルを使った作品作りをお楽しみください。
- ダイソーのハーバリウムオイルは1本100円(税抜)で手に入る
- 主な売り場は手芸コーナーやインテリア雑貨コーナー
- 現在の主流は約30mlのボトルタイプで保存がしやすい
- ピンクやブルーなどのカラーオイルのバリエーションも存在する
- 成分は安全性の高いミネラルオイル(流動パラフィン)
- セリアのオイルは約50mlの袋入りでコストパフォーマンスに優れる
- 大きな作品を作るなら大容量タイプの方が結果的に安くなる場合がある
- ベビーオイルでの代用は可能だが花の色落ちが早まる可能性がある
- ハーバリウムにはドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用する
- 瓶は蓋がしっかり閉まる密閉性の高いガラス製がおすすめ
- 制作前には瓶を洗い、完全に乾燥させることが重要
- オイルとレジン液は直接混ぜることはできない
- オイルは温度変化による膨張を考慮し満タンに入れない
- 瓶の9割程度まで注ぎ、上部に空間を残すのが理想
- ピンセットや竹串を使うと花材のレイアウトがしやすい