出産準備を進める中で、「産褥パッドはどこに売ってるの?」と疑問に思う方は少なくありません。いざという時に慌てないためにも、事前に販売店を把握しておきたいですよね。
この記事では、西松屋やアカチャンホンポといったベビー用品専門店から、マツキヨやウエルシアなどのドラッグストアでの取り扱い状況、さらには生理用ナプキンを代用する場合の注意点や、人気の産褥パッドのおすすめ、そして余ったらどうするかの活用法まで、産褥パッドに関するあらゆる疑問を解消します。
ナプキンとの違いを理解し、ご自身に合った準備を進めるための情報を詳しく解説します。
- 産褥パッドが購入できる主な店舗とオンラインストア
- 生理用ナプキンとの違いや代用の可否
- 産褥パッドの選び方のポイントとおすすめ商品
- 産褥パッドに関するよくある疑問と解決策
産褥パッドはどこに売ってる?主要な販売店まとめ
- 西松屋やアカチャンホンポでの取り扱い
- マツキヨやウエルシアなどドラッグストアは?
- 初めてでも安心な産褥パッドのおすすめ
- まず知りたい産褥パッドとナプキンの違い
- 産褥パッドは生理用ナプキンで代用できる?
- お産パッドはどのくらい必要になる?
西松屋やアカチャンホンポでの取り扱い

産褥パッドを探す際、最も確実に見つけられる場所の一つが、西松屋やアカチャンホンポといったベビー・マタニティ用品の専門店です。
これらの店舗では、出産準備に必要なアイテムが専門的に取り揃えられており、産褥パッドもマタニティ用品コーナーや衛生用品コーナーに複数種類置かれていることがほとんどです。
サイズ展開もS・M・Lと豊富で、悪露の量に合わせて選べるのが大きなメリットです。
また、各店舗のオンラインストアでも購入が可能です。妊娠中で外出が難しい場合や、近くに店舗がない場合でも、自宅から手軽に注文できます。
特に、dacco(ダッコ)やムーニーといった、多くの産院で採用されている信頼性の高いブランドの商品が充実しています。
店舗で探す際のポイント
実店舗で探す際は、生理用ナプキン売り場ではなく、マタニティ・ベビー用品専門のコーナーを探すのが効率的です。もし見つからない場合は、店員さんに「お産パッドはどこですか?」と尋ねてみましょう。
マツキヨやウエルシアなどドラッグストアは?
身近なマツキヨ(マツモトキヨシ)やウエルシアなどのドラッグストアでも、産褥パッドを取り扱っている場合があります。ただし、すべての店舗に常時在庫があるわけではないため、注意が必要です。
一般的に、大型店舗や、ベビー用品・介護用品の品揃えが豊富な店舗では見つけやすい傾向にあります。
探す場所としては、生理用品コーナーの近くや、介護用おむつ・パッドのコーナーに置かれていることが多いです。
品揃えはベビー用品専門店ほど多くはないかもしれませんが、急に必要になった際には非常に便利です。
ドラッグストアでの取り扱い状況
ドラッグストアでの取り扱いは店舗の規模や地域によって大きく異なります。もし近所のドラッグストアで見つからない場合は、何店舗か回るか、事前に電話で在庫を確認してみることをおすすめします。
ちなみに、マツモトキヨシやウエルシアはオンラインストアも運営しており、そちらでは比較的確実に取り扱いがあります。実店舗で見つからなかった場合は、オンラインでの購入も検討してみると良いでしょう。
初めてでも安心な産褥パッドのおすすめ
産褥パッドには様々な種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。ここでは、多くのママから支持され、産院でもよく使われている定番のおすすめ商品をいくつかご紹介します。
選び方のポイント
選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識すると、自分に合ったものを見つけやすくなります。
- 吸収力:産後すぐは悪露の量が多いため、高吸収ポリマーを使用した吸収力の高いものが安心です。
- 肌触り:出産後のデリケートな肌に直接触れるものなので、コットン素材や不織布など、肌に優しい素材を選びましょう。
- 機能性:ズレ防止テープや、横モレを防ぐ立体ギャザーが付いていると、動いても安心感があります。
代表的なおすすめ産褥パッド
ブランド | 主な特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
dacco(ダッコ) | 産院での採用実績No.1。肌触りの良い不織布や、モレ・ムレ・ズレを防ぐ機能性の高い商品が豊富。 | 品質にこだわりたい方、産院と同じものを使いたい方に最適です。 |
ムーニー | おむつで有名なブランド。なみなみシートで肌への接触面積を減らし、肌負担を軽減する工夫がされている。 | デリケートな肌の方や、生理用ナプキンのような使用感を求める方におすすめです。 |
アメジスト | 医療・衛生用品メーカーの商品。高吸収ポリマーで逆戻りが少なく、サラッとした使用感が特徴。 | ムレにくさや快適さを重視する方に適しています。 |
どの商品もS・M・Lとサイズ展開があります。まずはLサイズとMサイズを1パックずつ用意し、悪露の量の変化に合わせてSサイズを買い足すのが効率的です。
まず知りたい産褥パッドとナプキンの違い
産褥パッドと生理用ナプキンは、見た目が似ているため混同されがちですが、その目的と機能には大きな違いがあります。この違いを理解することが、産後の体を快適に保つための第一歩です。
主な違いは、「吸収量」「サイズ・厚み」「素材」の3点です。
産褥パッドと生理用ナプキンの主な違い
項目 | 産褥パッド | 生理用ナプキン |
---|---|---|
目的 | 産後の「悪露」の吸収 | 生理の「経血」の吸収 |
吸収量 | 非常に多い(高吸収ポリマーで大量の水分に対応) | 多い~普通(経血の粘度に合わせて設計) |
サイズ・厚み | 大きく、厚みがある。おむつに近い形状。 | 小さく、薄型の商品が多い。 |
素材 | デリケートな肌や傷に配慮した、柔らかくクッション性の高い素材(不織布など) | ムレ防止や吸収速度を重視した素材(メッシュタイプなど) |
このように、産褥パッドは出産直後の大量の悪露をしっかりと吸収し、会陰切開などの傷があるデリケートな部分を優しく保護するために専用設計されています。
一方で生理用ナプキンは、粘度のある経血を吸収することに特化しており、産後の悪露に対しては吸収力が不足する可能性があります。
産褥パッドは生理用ナプキンで代用できる?
「産褥パッドをわざわざ買わずに、生理用ナプキンで代用できないの?」と考える方もいるでしょう。結論から言うと、悪露の量が減ってくれば代用は可能ですが、産後すぐの時期はおすすめできません。
代用にはメリットとデメリットの両方があります。
生理用ナプキンで代用するメリット
- 使い慣れている安心感がある
- 産褥パッドを買い足すコストを節約できる
- 手に入りやすい
生理用ナプキンで代用するデメリット・注意点
吸収力不足によるモレ:産後すぐの悪露は量が多く、生理用ナプキンでは吸収しきれずに下着や服を汚してしまうリスクがあります。
肌トラブルのリスク:生理用ナプキンの素材や化学繊維が、会陰切開の傷に触れて痛みを感じたり、デリケートな肌を刺激してかぶれを引き起こしたりすることがあります。
交換頻度の増加:吸収量が少ないため、こまめに交換する必要があり、体を休めたい産後には負担になることがあります。
これらの理由から、少なくとも悪露の量が多い産後数日間は専用の産褥パッドを使用し、量が落ち着いてきたら夜用の大きいナプキンや、普段使っているナプキンに切り替えるのが最も安全で快適な方法と言えます。
お産パッドはどのくらい必要になる?
産褥パッドを準備するにあたり、どのサイズを何枚くらい用意すれば良いのかは、多くの妊婦さんが悩むポイントです。
必要な枚数は悪露の量に個人差があるため一概には言えませんが、一般的な目安を知っておくと準備しやすくなります。
多くの産院では「お産セット」の中にある程度の枚数が含まれていますが、退院後も悪露は続くため、ご自身で買い足しておくのが安心です。
準備枚数の目安(ご自身で用意する場合)
- Lサイズ(破水時~産後1日目):5~10枚(1パック程度)
- Mサイズ(産後2日目~悪露が落ち着くまで):10~20枚(1~2パック程度)
- Sサイズ(悪露が少量になってから):20枚前後(1パック程度)
※Sサイズは生理用ナプキン(夜用など)で代用する方も多くいます。
まずはLサイズとMサイズを1パックずつ購入し、入院中の使用状況や悪露の量の変化を見て、足りなければ家族に買い足してもらうか、ネット通販で注文するのがおすすめです。
多めに買って余らせるのが心配な方は、この方法が一番無駄がないかもしれませんね。
産褥パッドはどこに売ってるか以外の疑問を解決
- 産褥パッドは毎回変える必要がありますか?
- 知っておきたい産褥パッドの使用期限
- 使い切れず産褥パッドが余ったらどうする?
- Q.お産用パッドはどこで買えますか
産褥パッドは毎回変える必要がありますか?
はい、産褥パッドはこまめに交換することが非常に重要です。悪露は血液や分泌物が混ざっており、雑菌が繁殖しやすい状態にあります。
交換を怠ると、感染症のリスクを高めたり、デリケートな肌のかぶれや痒みの原因になったりします。
交換頻度の目安
具体的な交換頻度の目安は、2~3時間ごと、またはトイレに行くたびに交換するのが理想的です。
特に悪露の量が多い産後すぐの時期は、汚れていなくてもこまめに交換し、常に清潔な状態を保つよう心がけましょう。
これは、会陰切開や帝王切開の傷を感染から守るためにも大切な習慣です。
体を休めることが最優先の時期ですが、衛生管理にも気を配ることが、産後の順調な回復につながります。
知っておきたい産褥パッドの使用期限
産褥パッドにも、他の衛生用品と同様に使用の目安となる期限があります。ただし、食品のように明確な「消費期限」や「賞味期限」が記載されているわけではありません。
一般的に、製造元では未開封の状態で、高温多湿や直射日光を避けた適切な環境で保管した場合、製造から約3年を使用の目安としていることが多いようです。
保管状態に注意しましょう
長期間保管していたものを使用する際は、以下の点を確認してください。
- パッケージに破損や汚れがないか
- パッド自体に変色や異臭がないか
- 湿気を吸ってゴワゴワしていないか
もし見た目に異常がある場合は、肌に直接触れるものですので使用を避け、新しいものを購入することをおすすめします。
一人目の出産で余ったものを二人目の出産で使いたい場合なども、保管状態をよく確認してから使用しましょう。
使い切れず産褥パッドが余ったらどうする?
多めに準備した結果、産褥パッドが余ってしまうことは珍しくありません。
しかし、専用品だからといって捨ててしまうのはもったいないです。余った産褥パッドには、様々な活用法があります。
余った産褥パッドの活用アイデア
- 生理用ナプキンとして:特に量の多い日や夜用のナプキンとして活用できます。吸収力が高いため、安心して過ごせます。
- 尿漏れパッドとして:産後の尿漏れに悩む方は少なくありません。吸水性が高いため、軽い尿漏れ対策のパッドとしても使えます。
- 子どものおむつ替えシートとして:外出先でのおむつ替えの際に、下に敷く簡易的なシートとして役立ちます。
- 揚げ物油の処理に:吸収力を活かして、冷めた揚げ物油を吸わせて捨てる際に使えます。
- 掃除用に:牛乳やジュースなどをこぼしてしまった際の吸水シートとして便利です。
- 寄付する:未開封のものに限られますが、地域の支援団体や産院などで寄付を受け付けている場合があります。
このように、産後の生活だけでなく、日常生活の様々な場面で役立てることができます。すぐに捨てずに、ご家庭に合った方法で有効活用してみてください。
Q.お産用パッドはどこで買えますか?
前述の通り、お産用パッド(産褥パッド)が購入できる場所は多岐にわたります。改めて主な購入場所をまとめます。
主な購入場所一覧
- ベビー・マタニティ用品専門店
(例:西松屋、アカチャンホンポ、バースデイなど)
品揃えが最も豊富で、専門的なアドバイスも受けやすいです。 - ドラッグストア
(例:マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局など)
身近で手軽に購入できますが、店舗によって品揃えに差があります。 - 大型スーパー・ショッピングモール
(例:イオンなど)
ベビー用品コーナーが充実している店舗で取り扱いがあります。 - オンラインストア
(例:Amazon、楽天市場、各店舗の公式サイトなど)
種類が豊富で、価格比較がしやすく、自宅まで届けてもらえるので便利です。 - 病院・産院の売店
入院中に急に必要になった場合に購入できることがあります。
出産準備の段階で、ご自宅の近くにある店舗の取り扱い状況を確認しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
また、オンラインストアをうまく活用して、他のベビー用品と一緒にまとめ買いするのも賢い方法です。
産褥パッドはどこに売ってるか事前に確認を
- 産褥パッドは出産後の悪露を吸収するための専用品
- 西松屋やアカチャンホンポなどベビー用品専門店が最も確実
- マツキヨやウエルシアなどドラッグストアでも取り扱いがある場合がある
- 店舗ではマタニティ用品や介護用品コーナーを探すのがポイント
- daccoやムーニーなど産院で採用実績のあるブランドがおすすめ
- 選ぶ際は吸収力・肌触り・機能性をチェックする
- 産褥パッドは生理用ナプキンより吸収量が多くサイズも大きい
- 産後すぐの時期は専用の産褥パッドの使用が推奨される
- 悪露の量が減れば生理用ナプキンでの代用も可能になる
- 必要枚数は個人差があるためL・Mサイズをまず1パックずつ用意すると良い
- 衛生管理のためトイレに行くたびに交換するのが理想的
- 未開封で適切に保管すれば製造から約3年が使用の目安
- 余ったパッドは生理用や掃除用など様々な用途で活用できる
- 購入場所に迷ったら品揃え豊富なオンラインストアも便利
- 出産前にどこに売ってるか把握しておくと産後も安心