DIYや住宅のメンテナンスで必要になるシリコンシーラント。
いざ使おうと思った時に、「シリコンシーラントは一体どこに売ってるのだろう?」と疑問に思った経験はありませんか。
身近なホームセンターであるカインズやコーナン、あるいはドンキや百均、無印良品といった店舗でも手に入るのか、気になるところです。
また、店舗のどの売り場を探せば良いのか、値段はどのくらいで、着色タイプのような種類はあるのか、そして正しい使い方まで、知りたいことは多岐にわたるでしょう。
購入で失敗し後悔しないためにも、販売場所から製品の選び方まで、正確な情報を知っておくことが大切です。
この記事では、そんなあなたの疑問を解決するために、シリコンシーラントの販売店から適切な選び方、基本的な使用方法まで、詳しく解説していきます。
- シリコンシーラントの主な販売場所と店舗ごとの特徴
- 百均や無印良品などでの取り扱いの有無
- 価格の相場やクリア、着色など色の選び方
- 購入後に役立つ基本的な使い方と注意点
シリコンシーラントはどこに売ってる?販売店を網羅
- カインズやコーナンなどホームセンターが確実
- ドンキでの販売状況は?
- 百均や無印良品での取り扱いは?
- 購入前に知りたい値段の目安
- シリコンシーラントのクリアはどこで売っていますか?
カインズやコーナンなどホームセンターが確実
シリコンシーラントを探すのであれば、まず初めにホームセンターへ足を運ぶのが最も確実な方法です。
カインズやコーナン、DCM、コメリといった全国展開している大手ホームセンターでは、DIY用品や建築資材の品揃えが非常に充実しており、シリコンシーラントもほぼ間違いなく取り扱っています。
なぜホームセンターがおすすめなのか
ホームセンターをおすすめする理由は、品揃えの豊富さだけではありません。
セメダインやコニシといった有名メーカーの製品から、各社が独自に開発したプライベートブランド(PB)の製品まで、価格や性能の異なる様々な商品を比較検討できる点が大きな魅力です。
PB商品はメーカー品に比べて安価な傾向にあり、コストを抑えたい場合に有力な選択肢となります。
また、シリコンシーラントを使用する際に必須となるコーキングガンや、マスキングテープ、仕上げ用のヘラといった関連用品も同じ売り場で一度に揃えることが可能です。
売り場は主に「接着剤・補修材」や「塗料・シーリング材」といったコーナーに陳列されています。
もし場所が分からなければ、専門知識を持った店員さんに尋ねることで、用途に合った商品を提案してもらえることもあります。
ドンキでの販売状況は?
ディスカウントストアのドン・キホーテでも、店舗によってはシリコンシーラントを取り扱っている場合があります。
ただし、全ての店舗で販売されているわけではないため、注意が必要です。
ドン・キホーテで販売されている場合、多くはDIY用品やカーメンテナンス用品のコーナーに置かれています。
品揃えはホームセンターほど豊富ではなく、基本的なクリアタイプやホワイトタイプが数種類ある程度と考えられます。
急な補修で必要になった場合や、深夜に購入したいといった状況では便利な選択肢になるかもしれません。
しかし、特定の機能(耐熱性や高い防カビ性など)を持つ製品や、特殊なカラーを探している場合には、ドン・キホーテでは見つからない可能性が高いです。
もし近所のドン・キホーテでの購入を考えているのであれば、事前に電話などで在庫の有無を確認しておくのが賢明でしょう。
百均や無印良品での取り扱いは?
コストを抑えるために、ダイソーやセリア、キャンドゥといった百均(100円ショップ)での購入を考える方もいるかもしれません。
しかし、2025年7月現在、これらの百均で建築・DIY用途のシリコンシーラントは販売されていません。
一部でホイップデコ用のホイップ粘土などがシリコンと似た素材として扱われることがありますが、防水性や耐久性は全く異なるため、水回りや外壁の補修には絶対に使用しないでください。
同様に、シンプルなデザインで人気の無印良品においても、商品のコンセプトから外れるため、シリコンシーラントの取り扱いはありません。
住宅の性能に関わる重要な補修には、必ず専用のシリコンシーラントを使用することが大切です。
安価な代用品で済ませようとすると、後々、水漏れなどの大きなトラブルにつながり、かえって修理費用が高くつく可能性があります。
購入前に知りたい値段の目安
シリコンシーラントの価格は、容量、メーカー、そして機能によって幅があります。購入前に大まかな相場を把握しておくと、予算計画が立てやすくなります。
最も一般的なのは、コーキングガンにセットして使用するカートリッジタイプ(300ml~330ml)です。
このタイプの場合、おおよそ500円から800円程度が価格の中心帯と考えられます。
ホームセンターのプライベートブランド品であれば400円台から見つけることも可能です。
一方で、浴室用として強力な防カビ剤が添加されたものや、高い耐熱性・耐候性を持つプロ仕様の製品は、1,000円を超えることも珍しくありません。
また、コーキングガンが不要なチューブタイプ(50ml~100ml)は、少量だけ使いたい場合に便利ですが、容量あたりの単価は割高になる傾向があり、500円~700円程度で販売されています。
以下に、タイプ別の価格目安を表にまとめました。
製品タイプ | 容量の目安 | 価格帯の目安 | 主な特徴 |
標準タイプ(PB品など) | 330ml | 400円~600円 | コストパフォーマンスに優れる |
標準タイプ(メーカー品) | 330ml | 600円~800円 | 安定した品質で信頼性が高い |
高機能タイプ(防カビ・耐熱など) | 330ml | 800円~1,500円 | 特定の用途に特化した性能を持つ |
チューブタイプ | 50ml~100ml | 500円~700円 | コーキングガン不要で手軽に使える |
シリコンシーラントのクリアはどこで売っていますか?
クリア(透明)タイプのシリコンシーラントは、最も基本的なカラーの一つであり、シリコンシーラントを扱っている店舗であれば、ほぼ確実に入手できます。
ホームセンターのカインズやコーナン、DCMなどでは、ホワイトやグレー、ブラックといった基本色と並んで、必ずと言っていいほどクリアタイプが陳列されています。
プライベートブランド品から有名メーカー品まで、選択肢も豊富です。
クリアタイプが選ばれる主な理由は、施工箇所の色を選ばず、目立たずに仕上げられる点にあります。
例えば、ガラス周りの目地や、木材の色を活かしたい場所、様々な色が使われているタイルの補修など、用途は非常に広いです。
このため、メーカーも最優先で製造・供給しており、品切れになることは稀です。
オンラインストアのAmazonや楽天市場、モノタロウなどでも、もちろん多数のクリアタイプが販売されています。
店舗に足を運ぶ時間がない場合や、特定メーカーの製品を探している場合には、ネットでの購入が便利でしょう。
シリコンシーラントはどこに売ってる?選び方のコツ
- コーキング剤とシーラントの違いは何ですか?
- そもそも何に使う?基本的な使い方
- 好みの色にできる着色タイプもある
- 作業の目安に!何時間で固まる?
- まとめ:シリコンシーラントはどこに売ってる?
コーキング剤とシーラントの違いは何ですか?
DIYの現場や商品パッケージで、「コーキング剤」と「シーリング材(シーラント)」という2つの言葉を目にすることがあります。この2つに明確な違いはあるのでしょうか。
歴史を遡ると、元々「コーキング」は油性で硬化後も弾性があまりない充填材を指し、「シーリング」は合成樹脂を主成分とし弾力性を持つ材料を指して区別されていました。
しかし現在では、その区別は非常に曖昧になっており、建築業界でも一般のDIYシーンでも、隙間を埋める弾性のある充填材全般を指して、ほぼ同義語として使われるのが実情です。
したがって、一般のユーザーが「シリコンコーク」という商品名のものと、「シリコンシーラント」という商品名のものを見比べた際に、DIY用途であれば同じシリコン系の充填材と考えて問題ないケースがほとんどです。
本当に重要なのは「成分」の違い
言葉の違いよりも、はるかに重要なのが「成分」による分類です。充填材には主に「シリコン系」「変成シリコン系」「ウレタン系」などがあり、それぞれ特性が異なります。
特に覚えておくべきなのは、シリコンシーラントの上には基本的に塗料が乗らない(塗装できない)という点です。
もし補修後に壁などと一緒に塗装を考えている場合は、シリコンシーラントではなく、塗装が可能な「変成シリコン」系のシーリング材を選ばなければなりません。
用途に合わせて成分表示をしっかり確認することが、失敗を防ぐ鍵となります。
そもそも何に使う?基本的な使い方
シリコンシーラントは、その優れた耐水性、耐候性、そして密着性から、住宅の様々な場所で活躍します。
主な用途は、水の侵入を防いだり、気密性を高めたりするための隙間充填です。
主な用途
水回りの防水処理: 浴室の浴槽と壁の接合部、キッチンのシンク周り、洗面台と壁の隙間など、水が浸入しやすい箇所の目地を埋めるために使われます。
これらの場所には、カビの発生を抑制する「防カビ剤入り」のタイプを選ぶのが一般的です。
窓ガラス・サッシ周りの補修: サッシと外壁の隙間を埋めて雨漏りを防いだり、ガラスをサッシに固定したりするのに使用します。
屋外で使われるため、紫外線や温度変化に強い耐候性の高い製品が適しています。
その他: 屋根材の補修や、外壁のひび割れ(クラック)補修などにも使われます。
基本的な使い方
- 下地処理: 最も重要な工程です。補修する箇所の古いシーリング材や汚れ、油分、水分を完全に取り除き、よく乾燥させます。これを怠ると、シーリング材がしっかり密着せず、早期の剥がれの原因となります。
- 養生(マスキング): 充填箇所の両脇に、マスキングテープを隙間の幅に合わせてまっすぐに貼ります。これにより、はみ出しを防ぎ、仕上がりが格段にきれいになります。
- 充填: カートリッジのノズルを、隙間の幅に合わせて斜めにカットします。コーキングガンにセットし、ガンの引き金を一定の力で引きながら、奥から手前に向かって隙間の奥までしっかりと充填していきます。
- 仕上げ: 充填後すぐに、指やヘラを使って表面をなでるように均一にならします。余分なシーリング材が取り除かれ、表面が滑らかになります。
- テープ除去と硬化: 表面をならしたら、直ちにマスキングテープを剥がします。剥がす際は、シーリング材が付かないように注意深く、内側に向かって引き上げます。その後は、完全に硬化するまで触らずに放置します。
好みの色にできる着色タイプもある
前述の通り、シリコンシーラントは硬化後に上から塗装することが基本的にできません。塗料を弾いてしまうため、きれいに仕上げることが困難です。
このため、シリコンシーラントはあらかじめ様々な色が付けられたカラーバリエーションが豊富に用意されています。施工場所の色に合わせて製品を選ぶのが基本となります。
最も一般的なホワイト、クリア(透明)、グレー、ブラック、アイボリーのほか、サッシの色に合わせたブラウンやアンバー、ステンカラーといった専門的な色も存在します。
もし、施工箇所と完全に同じ色にしたい、あるいは後から壁全体の色を塗り替えたいといった希望がある場合は、シリコン系ではなく「変成シリコン」系のシーリング材を使用してください。
変成シリコンは、シリコン系の耐候性とウレタン系の塗装性を併せ持った材料で、硬化後に水性・油性どちらの塗料でも塗装が可能です。
パッケージに「塗装可」「ペイントOK」などと記載されているので、購入時に確認すると良いでしょう。
作業の目安に!何時間で固まる?
シリコンシーラントの硬化時間は、製品の種類や気温、湿度、充填した厚みによって大きく変動するため、一概に「何時間」と言い切ることはできません。
しかし、一般的な目安を知っておくことは作業計画を立てる上で非常に大切です。
硬化のプロセスは、大きく分けて2段階で進みます。
表面硬化(皮張り時間)
これは、シーリング材の表面が空気中の水分と反応して薄い膜を張り、指で軽く触れても付かなくなるまでの時間です。
多くの製品では、気温23℃・湿度50%の条件下で、およそ5分から30分程度とされています。この段階でマスキングテープを剥がすのが一般的です。
内部硬化(完全硬化)
シーリング材の内部まで完全にゴム状に固まるまでの時間です。これには通常、24時間以上を要します。
充填した厚みが5mmの場合、完全硬化までに約24時間、10mmの場合は48時間から72時間かかることもあります。特に気温が低い冬場や、湿度が低い環境では硬化が遅くなる傾向にあります。
浴室などの水回りで使用した場合は、完全に硬化する前に水がかかると性能が十分に発揮されない可能性があります。
少なくとも施工後24時間は、シャワーを浴びたり水をかけたりするのを避けるのが賢明です。
作業後は、製品のパッケージに記載されている硬化時間を確認し、十分に養生する時間を確保しましょう。
まとめ:シリコンシーラントはどこに売ってる?
- シリコンシーラントの購入はホームセンターが最も確実
- カインズやコーナンでは多様な種類から選べる
- 店舗の売り場は接着剤や補修材のコーナー
- ドン・キホーテは一部店舗で取り扱いがある
- 百均や無印良品では販売されていない
- 一般的な価格相場は300mlカートリッジで500円から800円
- プライベートブランド品は比較的安価な傾向
- クリアタイプはどの販売店でも手に入りやすい基本色
- シーラントとコーキングは現在ではほぼ同じ意味で使われる
- 重要なのは「シリコン系」か「変成シリコン系」かの成分の違い
- シリコンシーラントの上には基本的に塗装できない
- 塗装をしたい場合は「変成シリコン」を選ぶ必要がある
- 主な用途は浴室やキッチン、サッシ周りの防水と隙間埋め
- 使用前には補修箇所の清掃とマスキングテープでの養生が重要
- 硬化には24時間以上かかるため作業後の養生時間を確保する
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